婚活諦めたくなる前に知っておきたい、成功への近道
多くの方が結婚相談所に入会される際、「素敵なパートナーを見つけたい!」という期待と希望で胸を膨らませています。
しかし、2~3か月ほど経過すると、婚活に疲れて結婚相談所を退会してしまう方がいます。
特に、男性よりも女性の方にその傾向が強いように感じます。
なぜそのようなことが起きるのでしょうか?
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婚活を諦めた理由
年齢
多くの女性は、30代後半になると人生経験が豊かになり、それに比例して結婚相手に対する理想や条件が高くなる傾向があります。
これまでの経験を通じて、どのような価値観や生活スタイルが自分に合うかが明確になり、譲れない条件が増えてくるのです。
例えば、経済的な安定、家族との関係、外見や性格など、さまざまな要素に対して強いこだわりを持つようになります。
こうした理想に合った男性にお見合いを申し込んだとしても、30代後半以降の女性はお断りされるケースが増えてきます。
その主な理由は「年齢」です。
男性の多くが、理想の結婚相手として考える年齢層は30代前半までが主流であるため、30代後半以降の女性は、どうしても競争の中で不利になりがちです。
申し込みが通らず、連続して断られる経験を重ねると、女性は次第に自信を失ってしまいます。
このような状況が続くことで、婚活へのモチベーションが低下し、最終的には結婚そのものを諦めるという結論に至ることがあります。
理想の人と会えない
理想の結婚相手に対して、外見、収入、家族構成など、非常に高い条件を設定する女性も少なくありません。
たとえば「イケメンで高収入、さらに次男であること、そして高身長」といった条件を挙げる方もいます。
このような好条件の男性は、結婚相談所にいないわけではありません。
実際、そのような男性は在籍しているものの、非常に人気が高いため、短期間でご成婚に至るケースがほとんどです。
なぜなら、そうした男性には多くの女性から申し込みが殺到し、その中からお気に入りの女性を選び、スムーズにお見合いが成立していくためです。
結果として、好条件の男性にこだわり続ける女性は、なかなかお見合いが成立せず、理想の相手と会う機会が少ないまま時間だけが過ぎてしまいます。
そして、婚活に対する期待が徐々に薄れ、やがて婚活を諦めるという結論に至ることがよくあります。
このような状況を避けるためには、理想を少し緩和し、現実的な視点を持つことが大切です。
多くの女性は、このような調整が難しく、最終的に理想を追い求め続けて婚活を断念してしまうのです。
経済的な問題
結婚相談所の利用には、入会費や月会費、さらにお見合い料がかかることが一般的です。
これらの費用は相談所ごとに異なりますが、長期間の婚活が続くと、経済的な負担が大きくなります。
特に、生活費や将来の資金を節約しながら婚活を続ける場合、毎月の出費は心理的にも大きな負担となります。
一部の相談所では、月会費が安いプランやお見合い料が無料のプランもありますが、そうした特別プランを選ばなかった場合、費用がかさんで婚活を継続することが困難になるケースもあります。
結婚は人生の一大イベントであり、そのために投資を惜しまないという考え方もありますが、やはり経済的な余裕がないと精神的にも婚活を続けるのは難しいのが現実です。
婚活を始める際には、費用面を事前にしっかりリサーチし、自分の予算に合った相談所を選ぶことが、長く婚活を続ける秘訣と言えるでしょう。
精神的な疲労
婚活をしている多くの女性が最も強く感じるのは、精神的な疲労です。
結婚相談所では、入会してから成婚に至るまで、いくつものステップを乗り越える必要があります。
まずは、お見合い相手として選ばれること、次にお見合いから仮交際に進むこと、さらに仮交際から本交際、そして最終的に成婚に至ることが目標です。
しかし、それぞれのステップにはさまざまなハードルがあり、思い通りに進まないことがしばしばあります。
例えば、理想の相手とお見合いをしても、お互いの相性が合わずにうまくいかなかったり、仮交際中に相手から断られてしまったりします。
さらには、あと一歩で成婚という段階まで進んだにもかかわらず、途中で破局することもあります。こうした失敗を繰り返すたびに、精神的なダメージが蓄積していきます。
結婚という人生の大きな目標に向かって何度も挑戦しても、毎回うまくいかないと感じることで、心が折れてしまうのです。
特に、婚活に対して大きな期待を抱いている女性ほど、うまくいかないと感じたときの落胆が大きく、次第に婚活そのものに対するモチベーションを失っていきます。
こうして精神的に疲れてしまうことで、婚活を続ける気力を失い、最終的には結婚を諦めることになるのです。
婚活は無理をしないで、マイペースで進めよう
婚活を始めると、どうしても「早く理想の人と出会って結婚したい!」という気持ちが強くなります。
友人や同僚が次々に結婚していくと、その焦りはさらに増し、「自分も早く幸せな結婚生活を手に入れたい」というプレッシャーが心に重くのしかかることが多いです。
また、家族や親しい人たちからの期待や周囲の目も、無意識に「急がなければ」という気持ちを煽ることがあります。
このような状況の中で婚活をしていると、どうしても「早く、早く」と焦りが生まれ、それが自分を追い詰める原因になってしまいます。
しかし、その焦りが空回りしてしまうと、逆に婚活自体が思うように進まなくなることがあります。
たとえば、焦るあまりに相手をじっくり見極める時間が足りず、出会った人に対して十分に心を開けなかったり、逆に自分自身をよく見せようと無理をしてしまうことがあります。
また、理想に急ぎすぎて、まだ準備が整っていない段階で結婚を決断してしまうこともあります。
こういった焦りは結果として、自分の魅力を十分に発揮できないばかりか、婚活の進展が滞る原因となり、婚活期間が必要以上に長引いてしまうことも少なくありません。
そこで、まずは焦らないことが大切です。
婚活は、他の人との競争ではありませんし、誰かと比べるものでもありません。
自分のペースで進めることが、最終的に良い結果をもたらします。
また、婚活がうまくいかない時期や、出会いが思うように進まないときに、「自分だけがこうなんだ」と思ってしまいがちですが、実はそうではありません。
多くの人が同じような困難を経験していますし、順調に見える人たちも、その裏でたくさんの試行錯誤や葛藤を抱えていることが多いのです。
婚活は、いわばマラソンのようなものです。
途中で疲れを感じたら、無理をせず、立ち止まって休むことが重要です。全力で走り続けると、どこかで限界が来てしまい、前に進む気力を失ってしまいます。
逆に、適度に休息を取りながら進むことで、より遠くまで進むことができるのです。
婚活でも同じことが言えます。疲れを感じたら、自分をいたわり、心と体をリフレッシュさせることが必要です。
そのためには、趣味や友人との時間を大切にすることや、自己成長のために新しいことに挑戦するなど、婚活以外の時間を充実させることも効果的です。
さらに、婚活においては「完璧な自分」を目指す必要はありません。
むしろ、自然体でいることが大切です。相手に好印象を与えようと頑張りすぎると、自分を見失ってしまうことがあり、その結果、相手とのコミュニケーションがぎこちなくなったり、自分自身がストレスを感じることがあります。
婚活は、自分らしさを大切にしながら進めることが、最も大切なポイントです。
結論として、婚活を成功させるためには、頑張りすぎず、焦らず、自分のペースで進めることが鍵です。
そして、時には休むこと、自分を大切にすることを忘れないようにしましょう。
婚活は長いプロセスかもしれませんが、その道のりを自分にとって心地よいものにすることで、より素晴らしい結果を得ることができるはずです。
まとめ
私も同じ女性として、婚活に疲れてしまう気持ちをよく理解しています。カウンセラーとして、常にお伝えしているのは「うまくいかないのは自分だけではない」ということです。
どんなに魅力的な女性でも、婚活中に断られる経験は誰にでもあります。ですので、あまり落ち込まないでください。
理想の相手と出会えないと感じたら、一度希望条件を見直し、申し込みがあった相手とはできるだけ会ってみることをおすすめします。
意外な発見があるかもしれません。
そして、婚活に疲れたら一度休むのも大切です。
無理せず、自分を大切にしながら進んでください。
諦めなければ、必ずあなたに合うパートナーが見つかるはずです。