恋愛経験ゼロの27歳が3回目のお見合いで運命の出会い。彼が“守りたい人”に出会うまでの成婚ストーリー

A・T様(27歳・男性)

「自分には、きっとまだ早いと思っていた」

恋愛経験がなかった彼が、わずか3回目のお見合いで出会った女性と、婚約まで一気に歩みを進めました。

そこにあったのは、経験の多さではなく、相手を思いやる気持ちと、誠実な行動でした。

迷いながらも一歩を踏み出したことで、彼の人生には“守りたい人”という大きな意味が加わったのです。

結婚相談所を選んだ理由

恋愛のことはずっと後回しにしてきました。

仕事に打ち込み、責任ある立場で社会と向き合う日々。

「そのうち、自然に出会えるだろう」と考えていた自分にとって、結婚相談所は少しハードルの高い選択でした。

でも、ある日、職場の上司が声をかけてくれました。

「信頼できるカウンセラーが運営してる相談所がある。お前には合ってると思うぞ」

正直、そのときはまだ半信半疑でした。

しかし、少し話を聞くだけでもいい――そう思って訪れたカウンセリングで、仲人夫婦のあたたかなまなざしと実直なアドバイスに、気持ちが動きました。

その中でもアールエジェンシーを選んだ理由

数ある相談所の中でもアールエジェンシーを選んだのは、何より「人の温かさ」でした。

システマチックにプロフィールを回すのではなく、カウンセラーが本気で一人ひとりに向き合ってくれる姿勢が印象的でした。

恋愛経験がなく、デートの段取りもわからない私に、

「このお店は雰囲気が良くて女性も喜ばれますよ」
「映画のあとに静かなカフェで話せるようにするといいですね」

と、まるで兄や姉のように寄り添ってくれたのです。

“自分の不器用さ”を理解した上で、一緒に戦ってくれるパートナーがいる。

そう思えたとき、ここなら安心して挑戦できると感じました。

彼女のお見合いでの印象

彼女と初めて会った日、不思議なことに緊張はすぐに消えていきました。

話しかけると、にこっと柔らかく微笑んでくれる彼女。

最初は言葉を選びながら話していたのに、気づけばお互いの趣味や考え方を自然に話し合っていました。

「会話が心地いい」――そんな感覚を初めて味わいました。

無理して盛り上げなくてもいい、一緒にいるだけで落ち着ける。

そんな人に出会えたのは、生まれて初めてでした。

なぜ、仮交際に入ろうと思ったのか?

お見合いのあと、仲人さんに言いました。

「もっと話してみたいです。彼女のことを、もっと知りたいです」

彼女の目を見て話すとき、自分も素直になれていることに気づいたんです。

彼女の反応一つひとつが新鮮で、ドキドキするのに安心もあって…まるで、心の中の扉がすっと開くような感じでした。

不安よりも「一緒に前に進んでみたい」という気持ちが大きく、迷いはありませんでした。

仮交際中はどんな風に愛を育んだのか?

最初の頃は、毎回のデート前にカウンセラーさんに相談していました。

「今回はどんな会話をしたらいいでしょう?」
「緊張してうまく話せなかったらどうしよう…」

そんな私に、カウンセラーさんは「自然体が一番ですよ」と励ましてくれました。

そこからは、「相手に楽しんでもらうには?」という視点でデートを考えるようになりました。

水族館では一緒に写真を撮りながら笑い合い、

帰りの電車では将来の話までできるように。

彼女が笑うたびに、「もっと笑顔を見たい」と思うようになっていました。

なぜ、真剣交際を申し込んだのか?

ある日、仕事で疲れていた私に彼女が言ってくれたんです。

「無理しないで。私は、あなたがそのままでいてくれるだけでうれしい」

その言葉が胸に刺さりました。

「守ってあげたい」だけじゃなく、「支えてくれている」と実感できた瞬間でした。

この人となら、どんな日も笑い合える。

そう確信したとき、「真剣交際をお願いします」と気持ちを伝える決意を固めました。

プロポーズしたときの気持ち

プロポーズは、彼女の好きなレストランで。

あえて派手な演出はせず、静かな時間の中で「結婚してください」と伝えました。

手が震えていたけれど、彼女が涙を浮かべて「お願いします」と答えてくれたとき、胸がいっぱいになりました。

「この人のために生きていきたい」――その強い思いが、心にしっかり根付きました。

カウンセラーの一言

最初は「若いから、のんびりやります」と笑っていた彼。

でも3回目のお見合いで運命の出会いをし、そこからは誰よりもまっすぐに進んでいきました。

一歩ずつ丁寧に歩んでいくその姿勢は、彼女の心を動かす大きな魅力だったと思います。

人を想う誠実さは、どんな経験よりも強い。

そう教えてくれた彼の結婚を、私たちも心から祝福しています。