結婚相談所で“変な人”に出会わないための完全マニュアル|プロが教える見抜き方と対策
結婚相談所を利用して真剣な出会いを求める人が増えています。
しかし、どれだけしっかりとした婚活をしていたとしても、「ちょっとこの人おかしいかも…」と感じてしまう出会いに遭遇することもあるのが現実です。
これは決して珍しいことではなく、実際に結婚相談所を利用した多くの方が同じような経験をしています。
では、どうすればそうした“変な人”との出会いを未然に防げるのでしょうか?
この記事では、信頼できる相談所の見極め方から、相手のプロフィールの読み解き方、初期コミュニケーションでの見抜き方まで、婚活のプロが徹底的に解説します。
安心して理想のパートナーと出会うための実践的なヒントを、ぜひ参考にしてみてください。
結婚相談所の選び方|最初の選択が“出会いの質”を左右する
結婚相談所選びは、婚活のスタート地点であり、すべての出会いの質を決める土台となります。
「どこに入会しても同じ」と思っている方も多いですが、実際には大きな違いがあります。
まず確認すべきは「相談所の信頼性と透明性」です。
実績や口コミの評価、在籍している会員数、成婚率などの客観的なデータを確認することで、その相談所がどのような活動支援をしているかが見えてきます。
また、料金体系も要チェックポイントです。
入会金・月会費・成婚料・オプション料金などが明確に説明されているか、不明瞭な点がないかを確認しましょう。
結婚相談所の中には、成婚料を明確にしないまま契約を急がせるようなところも存在するため注意が必要です。
さらに、無料カウンセリングでは「仲人との相性」も重要な判断基準となります。
初対面で話しやすい雰囲気か、こちらの希望や不安に耳を傾けてくれるかなど、実際に話してみてフィーリングを確かめることが大切です。
万が一、「あなたの希望条件は高すぎる」
「もっと妥協しないと無理」と頭ごなしに否定してくる仲人であれば、その場で入会は見送るべきです。
あなたの幸せを第一に考えてくれる相談所を選ぶことが、良いご縁への第一歩になります。
プロフィールの見極め方|違和感を見逃さない視点を持つ
結婚相談所では、最初の判断材料が「プロフィール情報」です。
写真・自己紹介文・職業・趣味・年収など、多くの情報が掲載されている一方で、それがすべて真実とは限らないという点も忘れてはいけません。
写真から読み取れる“婚活への本気度”
まずチェックすべきは「写真の印象」です。
プロが撮影した清潔感のある写真であれば好印象ですが、スマホの自撮りや集合写真を切り抜いたようなスナップ写真を使っている場合は注意が必要です。
婚活に真剣な人ほど、写真の第一印象が大切だと理解しているものです。
逆に、適当な写真を使っている人は、「婚活にそこまで本気じゃないかも」
「費用や手間を惜しむ人なのかも」といった不安要素につながることもあります。
自己紹介文は“手抜き”か“誠実”かを判断する材料に
自己紹介文の文字数や内容にも注目しましょう。
非常に短く、抽象的な言葉しかない場合は、「本気度が低い」
「人柄が見えない」といった印象を与えます。
逆に、自分の価値観や結婚への想い、趣味や休日の過ごし方などを丁寧に書いている人は、それだけで信頼感が高まります。
プロフィール文には、その人の性格や配慮の姿勢が表れやすいため、文章の中身にも目を光らせてください。
初期のコミュニケーションで見抜く“違和感”の正体
実際にマッチングしてやり取りを始めてみると、文章や写真ではわからなかった“人となり”が見えてきます。
その中で、違和感や不快感を感じた場合は、それを無視せず、慎重に向き合うことが大切です。
会話のテンポや返事の内容で“人柄”が見える
例えば、極端に返信が遅い、もしくは必要以上に早すぎる、文章が極端にそっけない、または過剰にテンションが高いなどの傾向が見られたら要注意です。
また、こちらの話題にはあまり触れずに、自分の話ばかりをする相手も、「思いやりがあるか」
「会話のキャッチボールができるか」という面でチェックが必要です。
初回デートの約束時に見極めるべきポイント
初めて会う約束をする際も、いくつかチェックポイントがあります。
場所選びを一方的に押し付けてきたり、いきなり夜遅い時間や密室空間を提案してくるような場合は、警戒すべきサインです。
デート前から違和感がある場合、その直感はかなりの確率で当たっています。
我慢して会ってしまうと、結果的にトラブルにつながることもあるので、自分の“違和感”を信じて、無理に会う必要はありません。
相談所のサポート体制を活用しよう
「この人ちょっと怪しいかも…」と感じたときに頼れるのが、結婚相談所の仲人やカウンセラーです。
信頼できる相談所であれば、やり取りの途中で不安を感じた際も相談に乗ってくれたり、トラブルが起きる前に止めてくれたりと、心強いサポートを提供してくれます。
「どこまで相談していいのかわからない」と遠慮せず、小さな不安もすぐに共有することが、安心して婚活を続けるカギになります。
また、信頼できる相談所であれば、そもそも“怪しい人”が登録されにくい環境が整っているため、最初の選択が非常に重要だということが改めて分かります。
合わないと感じたら“乗り換え”も選択肢に
結婚相談所に入会した後、「サポートが思っていたほど手厚くない」
「仲人と相性が合わない」
「紹介される人が希望と全く違う」といった不満を感じる方も少なくありません。
そんなとき、「もうちょっと様子を見よう」
「我慢しなきゃ」と無理に続ける必要はありません。
むしろ、合わない相談所に留まり続けることで、貴重な婚活時間が無駄になってしまう可能性もあります。
最近では、途中退会後に他の相談所へ“乗り換える”という選択肢を取る方も増えています。
相談所によっては、中途解約の返金制度や、乗り換え割引キャンペーンを用意しているところもあるため、事前に確認しておくと安心です。
「どこで活動するか」以上に大切なのは、「誰にサポートしてもらうか」です。
もし少しでも不安や不満を感じたら、遠慮せず他の相談所も比較検討してみましょう。
身近な人の意見も時には力になる
結婚相談所で活動を続けていると、自分では気づけない視点や、判断が鈍ってしまう場面もあります。
そんなときに心強いのが、親や信頼できる友人の存在です。
「この人、ちょっと気になる部分があるんだけど…」というような不安や違和感を感じたときには、カウンセラーに相談するのも大切ですが、第三者である家族や友人の意見を聞くことで、より冷静で客観的な判断ができることがあります。
もちろん、すべての意見を鵜呑みにする必要はありません。
ただ、「あなたのためを思ってくれる人」の視点は、時にとても鋭く、的を射たアドバイスをくれることもあります。
不安なときほど、自分ひとりで抱え込まず、身近な信頼できる人に話してみましょう。
婚活はひとりの戦いではありません。
必要に応じて「周囲の応援」を活用することも、良縁への近道になるのです。
まとめ|違和感は“防御本能”。不安は見過ごさず、慎重に行動を
結婚相談所で理想の相手と出会うには、まず「信頼できる環境に身を置くこと」が大前提です。
そのうえで、相手のプロフィールや言動を注意深く観察し、違和感を無視せず、必要であればすぐにカウンセラーに相談することが大切です。
あなたが感じる“なんとなくの不安”は、多くの場合、経験的な直感に基づく正確な判断です。
その小さな違和感を見逃さないことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
結婚相談所は、正しく使えば理想の出会いが待っている場所です。
だからこそ、安心して婚活環境を選び、丁寧に一歩ずつ進めていきましょう。
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